私は中学生の頃からニキビに悩まされていました。
思春期ニキビだから、大人になれば良くなるはずだ、と思っていました。
しかし高校生になる頃には、ニキビは顔全体に広がり、真っ赤に腫れや痛みを伴うほど酷くなっていたのです。
やはり病院に行ったほうがいいのでは?という母からの説得で、皮膚科を受診。
赤みは少しひいて、痛みは改善されていきました。
しかしニキビは綺麗に治ることはなく、次から次へと新しいニキビは発生してしまいます。
周りの友達は綺麗な肌で青春を謳歌しているのに私だけなんでだろう、と悲しくなってしまうこともしばしばでした。
そんなニキビとの対決は、大人になっても続きます。
就職をしてお化粧で隠しながらも、ニキビはやはり消えてはくれません。
どんな化粧品を試してみても、私に合う化粧品はありませんでした。
私は人よりもニキビができやすい体質なんだ、もう治らないんだ、と諦めていました。
そんな時に、別の悩みである生理痛が悪化して婦人科に受診することに。
そこで、私はホルモンバランスを崩していることが判明しました。
ホルモンバランスが崩れている人は、ニキビができやすいということも婦人科の先生から教わりました。
私が長年悩んでいたニキビは、ホルモンバランスが原因だったなんて目からウロコ状態。
そしてホルモンバランスを整えるために低用量ピルを飲みはじめると、みるみるニキビが減っていきました。
今では不摂生をしない限りは、ニキビは発生しなくなりました。
治った嬉しさと同時に、もっとはやくホルモンバランスとニキビとの関係性を知っていればよかったな、とも思います。
ニキビで悩んでいる女性は皮膚科だけでなく、一度婦人科も受診することをおすすめします。