あの日の約束

私にはずっと27歳でどちらも結婚していなかったら結婚しようと約束していた男の子がいました。
それは中学の元彼です。生まれて初めてできた彼氏でした。
彼はサッカーが上手くて、成績優秀。誰にでも好かれる人気のある男の子でした。

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私たちは中学時代、クラスや先生から公認の仲で、卒業アルバムの寄せ書きには「結婚式には呼んでね!」と書かれるほどでした。
しかし別々の高校に行ってしまい、なかなか友達ができなくクラスになじめない私と、楽しそうに学校の話をしてくる彼との間でだんだんとすれ違いがおき、特に喧嘩をしたわけでもないですがあっけなく別れてしまいました。

同じ学校で、同じ生活の中で楽しみや悲しみを分かち合う関係というのが私たちの中では大切だったようです。
しかし、特に嫌いで別れたわけでもなかった為、よく連絡をとっており、別れた後も仲の良い関係を続けていくうちに、27歳になって結婚していなかったら結婚しよう。と約束を交わしました。

当時は冗談半分の約束事だったかもしれません。
それから色々な人とお付き合いをしました。彼氏ができてもよく彼は、家にちょくちょく挨拶に来ていました。
彼を気に入っていた親に、よく私が振られると「いいじゃん別に。あなた○○君と結婚するんでしょ?」とよく慰められたものです。
そんな私も結婚したいと思える最愛の人に出会え27歳になる前にめでたくお嫁にいくことができました。

それと同じ時期に彼も別の女性と結婚しました。
それは特に私達の中では自然なことで、あの約束を後ろめたいという思いはなく、むしろその約束があったからこそ支えになり色々な経験ができ、最愛の人に巡り合えたように思えます。

もう10年以上連絡を取っていない彼とはまだSNS上でつながっています。
大好きなサッカーを中学生の時と変わらない笑顔でしている写真のアップを見ながら、微笑ましくあの日の約束が思い出されるのでした。